寒い日の渓流

二日前はぽかぽか陽気で公園を散歩、桜はまだ蕾のものが多く3分程度が多い。

ところが今日は朝から寒い、天気予報が当たっている。

気温が急に下がると釣れないことが多いが、懲りずに試してみようと沢に出かける。

乳川の支流(前回とは違う支流)餓鬼岳登山道沿いの沢に行く。

昨年はそれなりに魚はいたのだが今年はどうだろうと思いながら

「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」建設現場を通り過ぎる。

写真は餓鬼岳をバックにした工事現場

モトクロス場の横を通り過ぎ餓鬼岳登山道入り口に駐車。

寒い、木々の葉には朝方降った雪が載っている。

この登山道は6月15日まで整備されていない。

枯葉の絨毯をかさかさと音を立てながら沢へ歩いて行く、ここはまだ冬だ。

今回は沢歩きもしたかったので、中流から入ることにする。

沢を歩くがやはり寒い、温度を測りたいが以前から注文している温度計が届いてない。

適当な淵へ流すがまったく当たりがない、イワナの影もないどこに隠れている。

どこかの格闘家のように「でてこいやぁ~」叫んでも沢は静かなものだ。

そのうち雪が降りだす、上っていくと冬枯れの沢に残雪も出てきた。

聞こえるのは沢の音のみ、風情があるというのはこういう事だと思う。

結局、お魚の影も形も見ることもなく体も冷えてきたので終了。

沢から急斜面の崖を登り登山道へ抜け出す。

ところがこの餓鬼岳登山道結構道は細く谷の中腹を切り開いているので片側は崖

今回はこれに残雪が張り付いている、しかも足跡もない。

ロープを持参していないので沢には降りられない。

しかもウェダーでの歩行はかなりハード、いや大ハード。

片側は谷落ちればそれなりに怪我は免れない。

やっと前回の怪我が治ったばかりなのでミスは許されない。

怪我したら、家内に早くもまた怪我ですかと笑われる、慎重になる。

ズルッ!!げ!滑ったヤバイとっさに崖にしがみつく

右のふくらはぎ当たりが寒い、見るとウェダーとアンダーCWXが破れている。

はやくも備品を壊してしまった」、でもけがはなしOKとしよう。

あとは問題なく駐車所まで帰れた。

次回は暖かいときに行こう

安曇野遊山人/渓流釣り・田舎暮らし

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