恐らく都会で普通の生活をしていたら、まず熊に会うことはないはず。
しかしここは北アルプスの麓、ちょいと近所の山に行くと猪・カモシカ・鹿・熊・猿・リスなど野生動物を時々みかける、猿などは道路でコンビニ前のヤンキー状態。
町内放送でも時々「○○地区にクマ出没注意!」・・・
隣町では玄関開けたらクマがいた、このような話が冗談ではない所である。
近所の小学生の中には道端のウンチを見て動物の種類か解る子もいる。
通常、登山やアウトドアを趣味の人でもあまりピンとこないかもしれないが出会うことはあるのです。
以前、山で出会った山人との会話です
私 :いつも山に入られているようですが、クマに出会ったらどうされています。
山人:会わないように「鈴もしくはラジオ」で知らせる、出会って攻撃してきたら
鉈で撃退する。
私 :クマが攻撃してきたら、パワーとスピードが凄すぎて難しいのでは?
山人:奴は10cmくらいの生木は一撃でへし折るが、攻撃パターンが決まっているの
で大丈夫だ。
クマはまず左フックからくる、それを躱し鉈で鼻先を叩けば一撃で退散する。
私 :左フック??
山人:そう、奴は必ず左フックでくる、それ以外はない!
私 :倒した事あるのですか?(この自身はなんだ、この人は井上尚弥より早いのか?)
山人:ない!長年山に入っているので、俺にはできる
私 :達人か???
その後、山菜やイワナなどの話を1時間ばかし話をして帰途につく。
もし、アウトドアでキャンプ・釣りや山登りそこで会ったらどうします?
どう考えてみても私には左フックを躱し鉈を鼻先に決めるような神業はむり。
そこで、この写真
「カウンターアソールト・ストロンガー」!!!。
これはアメリカ製のモンタナ州で開発されたグリズリー対策用スプレー
熊に出会い攻撃してきた時、スプレー一発熊撃沈!
しかも猪や猿、そしてライオン(安曇野にはいない)もOK、いや全盛期のアントニオ猪木でも倒せるかもしれない
中身はカプサイシン(唐辛子エキス)が入っており、顔めがけて噴射すると痛みと刺激臭で退散するそうです。
しかも、追い払うだけで毒性はなく野生動物への被害はないとのこと。
ただ、冗談でも人には噴射しないでください大変なことになります。
ただ、このスプレー噴射距離10.5m×噴射時間9.2秒しかない。
取説にクマが射程距離に入るまで待つ!
クマが10m以内の射程に入るまで噴射できない、時速40km(秒速11m)突進して来たらどうしよう。
しかも風下だとスプレーが逆転して自分にかかり、クマの前で悶絶となりシャレにならない。
立ち位置も考慮、できれば木を盾にしたい。
けっこう冷静な判断と度胸が試される。
想像するとちょっとワクワクする自分が変。
山に入る時はかならず携帯しているがまだ使ったことがない。
使うことがあったら、また書こうと思う。ただし無事だったら
常に山の入る方は、持たれてはどうでしょうか。
寝たふり、走って逃げるは厳禁です。
0コメント