当たり前かもしれないが山小屋の朝は早い、5時から朝食で7時までには半強制的に出発せざる得ない。私個人としては行程に余裕がある時は朝コーヒーでも飲んで暖かくなってからゆっくり出発したい。
皆さん、都会での出勤時を思わせる慌ただしさである。
さて、日が登りだし少し暖かく感じる道を上り白馬岳山頂につく。
雲一つない快晴の天気、釼岳や遠く富士山そして富山湾がすぐそこに見える。
ここから白馬大池まで心地よい日差しと空気を吸いながらの稜線歩きだ。
小蓮華山に向かう、後ろを見れば白馬~鹿島槍ヶ岳の切り立った稜線がみえる。
進行方向右側は富山湾が静かにたたずむ、
来月は寒ブリをはじめとした富山湾の海の幸を満喫しようと強く思う。
そして雪倉岳・朝日岳がそびえる、しっかり山々は晩秋の気配がただよう。
そうそう、ちょっと前に山頂は雪が舞ったようだ。
本当に美しいしばらく稜線の所々で時間を気にせずぼーっとたたずむ。
至福のひと時、これが私流登山の醍醐味。
やがて稜線歩きも終わりに近づき白馬大池に到着。
ここも山小屋終いの作業を横目にゆっくりとコーヒータイム、白馬大池を見ながらイワナを養殖して山小屋の食事名物と釣り場にと不謹慎な事を思う、
あとは、ロープウエイまで下山しバスに乗って白馬BTへ移動し終わる。
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