梅雨明けの烏川一の沢

晴れ 気温20.7~34.9℃ 水温12度

梅雨が明けた

庭は様々な花が咲き乱れミツバチが蜜を求め飛び交っている

綺麗な花の季節だ

それにしても、今年の安曇野は特に暑い

昨日は庭にある桂の枝に強い日差しを避けたようにセキレイがとまっている

昔からの住人が言うにはこのところの暑さは安曇野らしくないらしい

ただ夜はまだエアコンは必要ない、北アルプスから涼しい空気が降りてくるからだ

我が家は50年ほど前はクヌギなどの広葉樹の森だったらしいが

今では、近くにコンビニやスーパーもある住宅地・・・しかし

庭の木の根元に野鳥のツグミやモグラが埋められている、肉食の野生動物の仕業だ

先日は、庭の芝生に鷹らしき猛禽類が山鳩を捕らえ降りてきた

すぐに立ち去ったが、後が悲惨

羽や肉片がそこらに飛び散り、窓ガラスは血だらけ生々しい狩りの後が・・・

片づけている傍で近所の子供が一言「おじちゃんは呪われている」

おまえは呪術廻戦か!

それならば呪い転生とばかりに血だらけの雑巾を投げつけてやる

うぁ~と逃げる

少し上にある旧アートヒルズミュージアム付近では毎日熊の出没案内、

住居を構えているようだ

それに引き換え今年はまだ山の中ではクマもカモシカも見ない気配もない。

例年になく沢山雨が降り続いていたが、やっと晴れの季節がやってきた

一カ月は怪我と雨で沢に出かける事ができなかった。

これから沢を楽しむぞ~

標高1300m付近の山道を歩く、涼しく歩いていても少し汗ばむ程度で心地よい


今回は沢の状態も見たいので40分ほど歩き標高1400m付近から入渓

ここは大きな岩がゴロゴロした沢で勾配はきつめ、流れも速い

大小の落ち込みが沢山あるなか

どこの落ち込みにイワナが潜んでいるかポイントの見極めは通わないとわからない

ここは釣れないという人もいる沢だ、魚はいるのに・・・

今日はまだ水量は少し多め、従って流れも速い

こんな時川を渡れる場所も探しながら遡上するのが肝心

考えなしに川をわたると石も滑りやすく流れも速いので流されてしまう事も

歩き出すが、今回は特に岩の上が良く滑る

靴底の摩耗が進んでいるのか苔があるのかとにかくよく滑る

慎重に歩かないと滑って仕方ない、時々4WD歩行にに切り替わる

こんな時、足にデフロックがあればうれしい。

遡上していくがイワナの姿が見えない

長雨による増水の影響で岩の下から出てきていないのだろうか、

それとも先行者?

良く雨が上がり増水時の頃が釣れるというが

北アルプスを水源とする勾配のきつめの川には当てはまらないように思える

なぜなら増水するとすごい流れで人ぐらいの岩なら簡単に動いてしまう

シーズン始めて行くとかなり渓相が変わっている

とてもじゃないが魚は、大きな岩の下や流れの緩そうなところに隠れるしかなく

ある程度落ち着くまで出てこない

個人的見解で言うなら、天気が崩れる前が良いように思える。

この季節になると知っての通りイワナは川に出てきて餌を漁るようになるので

ポイントと思う瀬や淵に近づくときは振動や自分の影に注意し近づく

雑誌に書いている所だけでなく、岩の形や淵や瀬の形状により違いはあるが

手前の何の変哲もない岩の下や水溜りにイワナがいたりする

このイワナに気が付かれ上流に走って逃げられるとそこの淵や瀬はほとんど釣れない

苦労が水の泡だ

まずは足元の岩陰から攻める

やはり隠れていた、岩陰から引きずり出す

次のポイントで流れを攻めるがアタリはなく、

ブドウ虫を二匹つけて流れの穏やかな岩陰に餌をそっと入れ込む

イワナ独特のアタリが、少し食べさせ遅めに合わせる

普通サイズのイワナがあがる。

今日は岩陰を中心に攻めるのが良いようだ

釣りあがり、何気なくあたりを見渡すと

柳の種がわた雪のように、日差しを浴びて輝きながら緑の森をゆっくりと漂っている

一瞬、沢の音も聞こえなくなるくらい綺麗だ時間がゆっくり過ぎる

気が付くと14時30分半そろそろ引き上げ時

今日は滑る岩歩きで体力を消耗

回復の為、酒はなし

代わりに牛乳にプロティン

メーカーはケンタイのCFMホエイプロテイン+グルタミン酸

BCCAも入っており消化も良く胃にもたれないお勧めの一杯

主人の好き勝手に酷使された筋肉に最高のご褒美だ

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