5月14日烏川一の沢 晴れ
気温18.8℃~26.4℃ 水温11度
以前から気になっていた一の沢とある場所
林道から見ても川はずっと下のほうにありほぼ見えない、V字谷だ
今日はロープ、ハーネス、ルベルソ、DGチェーン等フル装備で出動
砂防堰堤上部に降り偵察、入渓できる所を見てまわる
降りれそう崖が見当たらない
堰堤沿いは垂直な崖が50m以上はありそう、途中ロープを掛けられる木もない
しかもその後に20m位の堰堤が見える
こりゃ無理だ、仮に降りても手掛かりなしの懸垂登攀はしたくない。
ここはやめて崖を確認しながら林道沿いを歩く、
やがて藪漕ぎで降りられそうな斜面を見つけ降りていくと30m位の崖が・・・
ここから降りることにする、懸垂下降準備
まずは安全第一セルフビレイ、それからロープを投げルベルソをセット
ゆっくりと非日常の世界へと降りていく、そして到着。
ここまでに3時間費やした、沢を下って実質釣りができるのは2時間位だ
さぁ「沢を歩き釣り始めよう」
時間を考え、今日はこの沢の予定区間の1/3程度までとし下る
30分ほど沢を下っていると綺麗な落ち込みが見えてきた
静かに近づき水面を見ていると、イワナが泳いでいる
振動や気配を無くし察知されないよう遠回りして下流に廻る。
手始めにすぐ下の小さな落ち込みに糸を垂らす
するとすぐに小気味よいアタリが
合わせてあげてみると良型のイワナがあがってきた。
期待に胸を膨らませその上の綺麗な落込みの手前から糸を落とす。
すぐに手ごたえが、いい型だ。
次は先ほど投げ込んだ少し上流に落とす
すかさず手ごたえが、これも良型
しかもつれてくるイワナがだんだん大きくなる
こうなるとワクワクしてくる
今度は淵に流れ込む水流が緩くなって集まる辺りに糸を落とす
今度は今までない強い引きが、いやこの引き具合はおかしい
竿先を上げるとイワナの向きがおかしい、お尻の辺りにかかっていた。
良型だが食料は確保しているのでリリース、痔にならなければ良いが・・・・
まだこの淵では釣れそうだが、とりあえず次のポイントへ
ここもいた、結構魚の多い沢だ
途中大きなイワナが泳いでいる岩陰から出たり入ったり、
餌の付近をうろうろするが食べない
遡上していくと上流にサルが3匹、こちらに気付かないで遊んでいる。
気にせず釣りあがっていくがまだ気付かない、いい加減に気づけよ
10mほど手前でサルに挨拶「よっ!」と手をかざす
サルびっくり「なんで人がここにるのだ」というような顔でこちらを見る。
少しして我に返ったのか急いで山に逃げていく。
もう少し廻りに気をくばれよ
そのまま遡上するが、途中からまったく釣れなくなる。
イワナの姿も見えない。
サルのせいなのか、この上流の方は魚がいないのか解らない。
そうこうしているうちに14時V字谷の日は陰るのは早い
帰り支度をして山を登り林道に出る、登ったのに下界に到着。
今回は降り場所を探すのに手間取り釣る時間が取れなかった
次回はもっと下流の方も散策してみようと思う。
そうそう今日の酒はスコッチバルヴェニーカリビアンンカスク14年
のハイボールで喉を潤そう。
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