昔、飲み歩いていた頃。
クラブやスナックでも美味しい水割りを作れる人には滅多にお目にかかれなかった。
そんな中ウィスキーが旨いと思ったのはバーだった。
プロが作るお酒は旨いだけでなく、仕草も美しかった。
今は家で飲むだけだが作るたびに味が違う、濃いさ薄さ加減
一杯の量が多すぎると飲む時間が長くなり氷が解けてまずくなる。
どうせ飲むなら旨い酒が飲みたいものだ。
そこで今までの目分量はやめて正確さを求めてみる事にした。
メジャーカップを買ってみた。
デザインの綺麗な奴佐野製作所/メジャーカップ・シックス。
このように目盛りついていて、15,30,45mlと10,20,30mlの
計量ができる。
あとは作り方、はひとそれぞれだが私は下の6種類だ。
自己流だが作り方と感想を簡単に書いてみた、世間とのズレはご容赦。
1) ストレート
作り方:量は少なめ15~30ml位入れる、
冷やしたミネラルウォーター(チェイサー)を用意、
強すぎて味が解らないときは水を少しずつ加えて飲んでいる。
感 想:これは最初に封を開けた時の飲み方。
個人的にはきつすぎて逆に味がわかりづらいのでミネラルウォーターを
少しずつ味がわかるまで足す。グラスを回して色や香りも楽しみます。
この子はどんな飲み方が美味しいのだろうなど考えながら・・・
2) ロック(ウィスキーオンザロック)
作り方:ロックグラスを事前に冷蔵庫に入れるか、氷でグラスを冷やす
大き目の氷1個(クラッシュアイスの時もある)をグラスに入れ
氷にウィスキーを注ぐ、個人的にはシングル量の30ml。
ウィスキーは氷に触れた瞬間に希釈熱が発生するので氷となじませる為に
グラスの中の氷をゆっくりステア。
この時決して激しくかき混ぜてはいけない、苦味が出てしまう。
一説には13回半まぜるのが正しいらしい、自分は解らない
感 想:ウィスキーの量が多いと冷やす為に氷が解け水っぽくなってまずい。
あと、一杯の飲むスピードに合わせた量がポイント。
ウィスキーのしっかりした味わいが感じられる飲み方
個人的には山崎やメーカーズマーク プライベート・セレクト。
3) トワイズアップ
作り方:小さめのグラスにウィスキーを注ぎ、水を加えます。
割合は1:1で氷は使わない
感 想:個人的には好きな飲み方です。
理由は味と香りをしっかり味わえる、氷がないので水っぽくならない。
バルヴェニーカリビアンカスク14年
4) ハーフロック
作り方:トワイズアップに氷を入れたもの
ロックグラスを事前に冷蔵庫に入れるか、氷でグラスを冷やす
大き目の氷1個をグラスに入れウィスキーを入れる。
氷となじませるためにグラスの中の氷とウィスキーをゆっくり回し冷やす。
その後加水、これもゆっくりステアし完成。
感 想:個人的には好きな飲み方
ボウモア18年・バルヴェニーカリビアンカスク14年
下のグラス写真は右から
江戸切子・・・トワイズアップ用グラス
薩摩切子・・・ロックグラス用
薩摩切子・・・ハーフロック用
5) 水割り
普段ほとんど飲まない、昔は付き合いで酔っていけない席などで飲むだけ。
理由は美味しい水割り作れる店(人)がほとんどいない、作り方が結構難しい。
それと店は社交場なので作る人もお客様が酔いすぎないよう薄めの水割りを作る。
メジャーカップを購入したので近いうちに作ってみようと思う
作り方:グラスに氷を入れ冷やす
ウィスキー(30ml)を入れ、氷になじませるように回し冷やす。
水(軟水ミネラルウォーター60~75ml)を入れ
グラスがうっすら曇るまでステアする。冷たさが命!
ウィスキー1:水2~2.5と言われている
感想:夏場は良いかも
6) ハイボール(ここではウィスキーを炭酸で割ったもの)
ハイボールとは「蒸留酒を炭酸水で薄め、氷を入れたドリンク」で
ハイボール=ウィスキーではない、たとえば酎ハイは焼酎ハイボール。
作り方:グラスに氷をいれかき回しグラスを冷やす
ウィスキー60mlを注ぎ同じようにステアし冷やす
冷えた炭酸水180mlをグラスの端から注ぐ
マドラーで底から氷をゆっくり1回かきあげる。
ポイントは出来上がった後氷が溶けにくいようグラスとウィスキーは冷やします
感 想:夏場に渓流釣りから帰ってきて、ウッドデッキでくつろぎながら飲むのが旨い
勿論、つまみは釣ってきたイワナ
マッカラントリプルカスクやファインオーク12年。
そして下のグラス
右のグラスがハイボール&水割り用
左の和み水用
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