10数年前白馬にスキーへ出かけた時
あいにく雨模様でスキーをする気にならない。
戸隠まで足を延ばし神社の散策と日本三大そばを食べるかとでかけた。
その時に食べたそばの味がいまだ強く印象に残っている。
前日お店からメールがあり新そばが入った連絡あり。
10月28日、朝起きると快晴出かけるしかない。
ルートは安曇野から大町~小川村~鬼無里~戸隠のルートを選択
小川村アルプスラインから戸隠までは山間の道でやや細めだが眺めがよい。
雪化粧をした北アルプスと紅葉した近隣の山々が美しい。
写真はアルプスライン展望駐車場からの白馬三山
左中央の尖った山が白馬鑓ケ岳(2932m)、その右横が白馬杓子岳(2812m)
白馬岳(2932m)だ。
ここからの展望はきたアルプス後立山連峰~表銀座までが一望できる。
戸隠のお店は「そばの実」という
紅葉の時期なのかGOTO影響か平日なのにお客様は多い30分ほど待ってテーブルに着く
店内はコロナの安全対策もしっかりしており接客も感じが良い。
注文はざる蕎麦と天ぷら三品。
ぼっち盛りされたざる蕎麦が運ばれてきた10数年ぶりのご対面だ
清涼な山の水の香りがする
雑誌の食レポで新そばの香りが・・・など書いているが
私には正直蕎麦の香りというが具体的にどんな香りか説明はできなし解らない。
食べてみる、みずみずしくほんのりと旨さが口の中に広がる上品だ。
そばつゆを舐めてみる、10数年前の記憶がよみがえる。
カツオや昆布など複雑な味が混ざった独特の旨味。
甘くもなく辛くも無くバランスが良い。
安曇野にも美味しい蕎麦屋はあるがほとんどのお店ではそばつゆの醤油が濃すぎて辛い。
蕎麦につゆに浸し食べてみる、旨い喉ごしも最高だ。
忘れずに来てよかった。
食事の後、近くにある鏡池に行く。
紅葉の戸隠連邦が池に映る撮影スポット。
残念なことに朝晴れていたのに池に着いた時は曇り、微風の為湖面も少し波立っていた。
これでは良い写真が撮れないとがっかりしていたら、私の前に一羽のカラスが降りてきて
僕をモデルにしていいよと言わんばかりにこちらを見ている。
それではとファインダーを向けるとカメラ目線で合わせてくれる。
右に左にと動いてもそれに合わせてポーズと目線を合わせてくる面白い。
廻りの観光客も「カメラに合わせてポーズをとってる」面白がっている。
しばらくカラス殿と撮影を楽しみ帰路に就く
紅葉の戸隠
「たんじろー、北西の街へ向かへ、カァー」とは言わなかった。
鎹カラスではなかった。
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