10月2日小さな高気圧が張り出し今日は晴天
久しぶり五竜遠見アルプス平~小遠見付近へ紅葉散歩に出かけることにした。
一年ぶりに登山靴を履く、沢靴に比べ靴底は固くサイドのホールドもしっかりしているので
山道は歩きやすい。
下の写真はトレッキングルートからの唐松岳(2696m)
ゴンドラに乗り標高1515mアルプス平に到着。
のんびりと高山植物園を歩く残念ながら季節は秋、高山植物の盛りは過ぎて花は少ない。
しかしこの植物園、手入れも良くされていて植物の数も多い。
6月~7月頃が高山植物の花盛り、来年は訪れてみたい。
コマクサが咲いていた
高山植物の女王ともよばれるだけあって綺麗だ。
綺麗なだけでなく寒さ、強風、環境の厳しさにも負けず生える孤高の花。
通常6月中旬から8月中旬なのだが2つほど咲いていてくれた。
うれしい
高山植物ハクサンイチゲこれも6月頃が花の旬。
少しだけれど花が残っていてくれた、ありがとう。
オヤマリンドウ、秋の湿原に咲く花
花期は8~9月頃
もう終わりなのでこれも少ししか残っていなかった。
植物園の小さな池で泳いでいたヤマメ。
行けの傍に無料のえさが、一袋与えると元気に飛びついてくる。
この池では冬を越すのは難しい、たぶん麓に降ろすのだろう。
ガスの隙間にある五竜岳(2814m)
小遠見までのトレッキングコースは眺めも良く、秋の爽やかな空気とあいまって快適。
紅葉も1700m付近まで降りてきている。
今年も天候不良のせいで素晴らしい紅葉とは言い難いがそれでも綺麗だ。
すれ違うトレッカーの靴や服装が新品の方が多い、コロナ影響か?
個人テントや山用品&キャンプ道具が売れてると聞く。
歩き方もぎこちないが一生懸命だ、息を切らしている。
すれ違いざま「こんにちは、ゆっくり歩きましょうね」と声をかける。
運動靴や革靴を履いた高齢の方も登ってこられる。
足元もおぼつかない「登りが続きます、無理なさらないで引き返してくださいね」
と声をかける。
正直、見ていて怖い。
アルプス平1515m~小遠見2000mまでの標高差約500m
整備されている道とはいえ登山道だ。
ゴンドラ乗り場にあるパンフレットにはこの小遠見までの道はトレッキングコースで
それから先の五竜岳までは登山道と書いている。
トレッキングは散歩がてらで歩ける道と思っているが違う。
トレッキングも難易度は違えどクライミングや沢登と同じ登山の一つの形態だ。
トレッキングコースを歩くにはある程度の体力は勿論、服装や靴などのアイテムを
揃える事を考えて戴きたい。
命がけで救助をされる山岳救助隊員に対する礼儀だと思う。
写真は八方尾根、尾根向こうの白馬三山は雲で隠れている。
2か月もすると雪化粧、ウィンタースポーツの季節だ。
帰りに白馬村のチューナップショップに出しているスキー板を受け取りに行こう。
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